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厚生労働省のMTBI省内連絡会・友の会へのヒアリング報告
軽度外傷性脳損傷(MTBI)友の会
事務局長 斎藤 洋太郎
 2010年9月27日のヒアリングに於いて、下記の通り、友の会から資料を示し、患者と家族の困難について説明しました。主なやり取りをまとめます。
厚生労働省は、社会・援護局・障害保健福祉部・江浪武志企画課長補佐、健康局・疾病対策課・中川義章課長補佐、労働基準局・労災補償部補償課・横田道明業務係長です。
友の会からは、おおかた正確な診断、正しい原因の究明にたどり着くことに苦労したことを述べました。副会長の佐曽利麗子氏・柴沼繁久氏・舞草一氏より、外傷性脳損傷による6つの障害(2参照)で特に強く出ている症状などを中心に、病状を説明しました。家族の砂田まゆみさんからも、ご主人が多彩な症状のために働けないという苦境を訴えました。また、当事者が都合で来られなかったのですが、子供にも学校体育における事故による軽度外傷性脳損傷の患者がいることをお話しました。

労働基準局の精神・神経障害等級認定基準について、横田業務係長は、
 
画像「等」の中に、神経診断学にもとづく他覚的所見も含まれ、画像に見えないからといって全否定するものではないこと、
 軽度外傷性脳損傷という疾病概念を否定するものではないこと、
 事故と病気との因果関係が必要であること、
を明言されました。

社会・援護局の江浪技官から、石橋徹医師(友の会相談役)以外に診断できる医師はいないでしょうか、という質問があり、それに対し友の会からは、石橋医師の経験から、むちうちと思われてきた難治性の中枢神経系の損傷に対する診察・検査の方法論が確立しており、4の表に示したような、整形外科の運動・知覚障害などに対する、また、脳神経外科などの脳神経麻痺に対する神経診断学を総合すれば、誰でもできるはずだが、それを一人一人の患者に励行するには診療に長時間かかる事情を説明しました。また、障害の手帳制度、厚生・国民障害年金の制度の問題というより、健康で文化的な最低限度、画像に見えない中枢損傷のため労務困難な場合の障害等級の改正が重点課題であることを述べました。
報告書・配布資料の印刷は ⇒ こちら
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